がんばれ、ブランデンブルク州! [本(歴史)]
図説・ベルリン [本(歴史)]
図説・プロイセンの歴史 [本(歴史)]
1/7読了。ベルリン行きの予習。
かなり現実主義的な内容。ただし語り口がうまくて面白かった。
・黄金のプロイセン伝説と黒のプロイセン伝説
・まず東プロイセンでポーランドから王号を与えられる、思いつき、ドイツ騎士修道会がウィーンで妨害(ハプスブルクと結びついていた)
・軍国主義のための官僚国家・経済国家・博愛的移民/人口政策、ゲルマン化はなく、無関心ゆえの民族的・宗教的自由
・社会に対しても無頓着、つねに平等、「各人に各人相応のものを」
・ヴェストファーレン条約以降の神聖ローマ帝国の無力化
・「国が戦うとき、平和の市民にそれを気付かせてはならない」
・半分ポーランドのプロイセン
・宰相ハルデンベルク
・「神聖同盟」・「三羽の黒鷲同盟」
・プロイセンが帝国に、オーストリアが外国に
・ビスマルクは常にプロイセンの首相、成功しすぎて消えうせさせた
・賢王、ヴィルヘルム一世との衝突、オーストリアがドイツ連邦を復活させようとするのをサボタージュで阻止
・達成可能性で目標を定めた
・ケーニヒグレーツでも19C最大の戦い、普墺戦争、寛大な和平、北ドイツ連邦、
・普仏戦争の間自国を守るために仕方なくドイツ統一(南ドイツ)、ドイツ帝国
・帝国内各国の主権を思いっきり尊重してプロイセンを残すつもりが、帝国トップと兼ねることによって重要性が薄れていく
・ヴィルヘルム一世は、大反対。「われわれはプロイセン王国を墓場に葬る」プロイセンをドイツに解消させるかわりに、ドイツをプロイセンに解消させたかった
・相変わらずプロイセン的に考え、「自分の」ドイツにブレーキをかけようとしているビスマルクの下にありながら、ドイツはすでにプロイセンより大きくなってしまった。ビスマルクの退任後、ドイツにブレーキをかける者はもう誰も居ない